東京交響楽団退団と今後についてのご報告

2024年9月11日をもちまして、約四年間在籍した東京交響楽団を退団致しました。
2022年11月6日に突然、特定の音域が演奏困難になるという事態に見舞われ、その後病院を受診したところ、「局所性ジストニア(アンブシュア・ジストニア)」の診断を受けました。2023年3月12日から傷病休暇に入りリハビリを行なっておりましたが、期日までに演奏水準を取り戻すことが叶わず、退団を決断致しました。

今後しばらくの間はレッスンを中心に活動をしていきたいと思っております。それと並行して、再びホルン演奏が可能になることを目指して、現在取り組んでいる J. Kagarice 氏考案のアンブシュア・ジストニアのリハビリメソッドを今後も継続してまいります。

楽団への復帰に至れなかったことは残念ではありますが、以前から「いつかはレッスンを主軸に活動をしていきたい」と想い続けておりましたので、これを機に自分の本当にやりたいことに邁進していけると、前向きな気持ちでもあります。

尚、局所性ジストニアは演奏時のみに症状が出る疾患で日常生活や体調には影響はなく、心身ともに至って元気ですので、その点はご心配には及びません。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

2024年9月12日
溝根伸吾

2 COMMENTS

もっちゃん

はじめまして。私は某大学でホルンを専攻し卒業し、今はアマチュアのオケでホルンを楽しんでいる者です。そして、私も溝根さんと同じように楽器を吹く場面で音が出なく(震える)なる症状に、何年も苦しめられてきました。私の場合は、本態性振戦と最近診断され、薬で症状が緩和されましたが、今までの本番で大失敗したこと、音楽が奏でられない心のダメージは相当なものでした。溝根さんは職業として演奏されているので、その苦しみは計り知れないものであると推察しています。
オケを退団されるとのことですが、今後の人生が彩り豊かなものであることを心からお祈り申し上げます。

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厚司 岩月

私も局所性アンブシュアジストニアになりました。プロの先生に付いて3年かかりました。ある日突然、Aすらロングトーンが出来なかったのです。
基本練習を重ねて約1年で1オクターブがふけるように、その後の2年はゆっくりと音域を広げました。
そのプロの先生もドイツに留学した途端にジストニアに罹り1年リハビリしてたそうです。
他の人では練習前に精神安定剤を服用される方もいますが、地道に治していくしかないですね。

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